落ち込んだとき、
やる気が出ないとき、
迷ってしまうとき。
そんなときにふと頭に浮かぶ、
心を支えてくれる言葉があります。
今回は、自分にとって大切にしてきた名言を3つご紹介します。
どれもシンプルだけど深くて、
自分を整える「道しるべ」になるような言葉ばかりです。
遠回りこそ、最短ルート(イチロー)
イチローさんのこの言葉には、
いつも背中を押されてきました。
「遠回りすることが、一番の近道。」


すぐに結果を求めてしまう今の時代、
どうしても「早く・効率的に・楽に」を追い求めてしまいがちです。
でも、イチローさんがずっと積み上げてきた努力、
日々のルーティン、誰にも見えないところでの準備を知ると、
この言葉の本当の重みがわかってきます。
うまくいかないと焦るとき、
「やってる意味あるのかな」と不安になるとき、
この言葉を思い出すことで、
「地道に続けることこそが近道なんだ」と思えるようになりました。
回り道に見える道の先に、本当の自分の力が育っていく。
そう信じて、今日もまた小さな一歩を続けています。
迷ったときは、難しいほうを選ぶ(長谷部誠)
サッカー元日本代表キャプテン・長谷部誠さん。
著書『心を整える』に出てくるこの言葉は、
自分の行動指針になっています。
「迷ったときは、難しいほうを選ぶ。」


選択に迫られたとき、
人はつい「楽な方」「慣れてる方」に流れてしまいがちです。
でも長谷部さんは、キャリアの中であえて自分にとって、
厳しい環境やポジションを選び続けてきました。
それが、自分を成長させる道だから。
実際、私もこの言葉を思い出して、
難しい方の道を選んだことで後悔が少なくなりました。
もちろん不安はあるし、
結果もすぐには出ないことが多いです。
でも「ちゃんと向き合えた」という感覚が、
自信になっていくのです。
今でも迷いそうになるたびに、
この言葉を心に浮かべて、
自分を整え直しています。
人間万事塞翁が馬(松井秀喜)
メジャーリーガー・松井秀喜さん。
著書『不動心』の中でも紹介されています。
「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」


何か悪いことが起きても、
それがあとで良いことに変わることもある。
逆に、喜ばしいことが思いがけない落とし穴につながることもある。
人生は何が起きるかわからない。
だからこそ、良いことも悪いことも
「ただ受け入れる」姿勢が大事なんだという意味です。
この言葉を知ってから、
目の前のことに一喜一憂しすぎず、
「自分ができることに集中しよう」と思えるようになりました。
感情に振り回されることが減り、
少しずつ「不動心」に近づけた気がします。
起きた出来事に意味をつけるのは、
自分自身。
どんなことも、学びに変えていける。
そう信じられる言葉です。
言葉は、心を整える道具
名言は、読む人の状況や心の状態によって、
その意味が変わってきます。
同じ言葉でも、落ち込んでいるときには励ましに、
前向きなときには後押しになったりします。
だからこそ、自分にとって大切な言葉を、
手元に置いておくことが大切だと思うのです。
メモ帳に書いたり、スマホのメモに残したり、
ふとした瞬間に見返せるようにしておくと、
心の軸がブレにくくなります。
今回紹介した3つの言葉は、
どれも私の支えになってきたものです。
読むたびに、少しだけ背筋が伸びるような、
自分を整えるスイッチのような存在です。
あなたにも、きっと「この言葉に救われた」という
フレーズがあると思います。
それを大切にして、日々を穏やかに、
自分らしく進んでいけたらいいですね。
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